2019 年 9 月 30 日、トリナ・ソーラー・ジャパン・エナジー株式会社(本社:東京都
港区、代表取締役 社長:カルロス・ガルシア・ガルシア)は、株式会社東邦銀行との間
で総額10億円のコミットメントライン契約を締結いたしました。
1.コミットメントライン設定の目的
日本国内における太陽光発電プロジェクト事業の拡大を見据え、開発並びに建設関連
資金を機動的かつ安定的に調達する手段を確保することを目的として、株式会社東邦
銀行との間にコミットメントライン契約を締結いたしました。
2.本件の意義
(1) 日本国内初の資金調達案件として、長期プロジェクトの開発着手と遂行を柔軟
かつ機動的に行える素地を獲得できました。
(2) 当社は、福島県を含む東日本地域に数多くの太陽光発電プロジェクトを計画して
おり、同行との協調によりスムーズな事業運営が可能となります。
3.コミットメントライン契約の概要
(1) 借入人 : トリナ・ソーラー・ジャパン・エナジー株式会社
(2) 連帯保証人 : Trina Solar (Hong Kong) First Holdings Limited
(3) 融資枠設定金額 : 10億円
(4) 契約締結日 : 2019年9月30日
(5) 契約期間 : 調印後2年半
(6) 契約金融機関 : 株式会社東邦銀行
4.トリナ・ソーラー・ジャパン・エナジー株式会社(TSJE)について
TSJE(2015年3月設立、資本金7億9千万円)は、中国江蘇省常州市に本社を置く
澳门威尼克斯人光能股份有限公司(Trina Solar Co., Ltd.「トリナ・ソーラー」)が実質的に
100%出資する子会社で、本邦における太陽光発電プロジェクトの開発、EPC並びに
O&M業務等を行っています。トリナ・ソーラーは、世界最大手の太陽光モジュール
メーカーであると同時に、太陽光発電所の建設プロジェクトを開発からEPCM、O&M
まで一貫して請け負うトータル・システム・ソリューションのプロバイダーとして、
世界各国の発電施設でこれまでに約3GW を各国の電力網に系統連系しました。
TSJEは2019年9月末時点で45件、累計で約100MWdcの発電所プロジェクトの開発・
建設を手掛けた実績があります。